お知らせの履歴・2013年

(「お知らせの履歴・2014年」の続き)

2013年の印象的だった出来事
今年も残すところあと一週間を切りました。
この一年を振り返って市内の特に印象的だった出来事を、まったくの主観的判断で列挙してみました。
白岩公園の再発見


今年3月までは名前も何処にあるかさえもまったく知らなかった白岩公園。現地へは既に10回近く訪れており、FBを介しての合同調査会も開催しました。それまでは市内の一部世代による幼少期の想い出にとどまっていた白岩公園の重要性を知り、また市民に広く知らせることができたのは「白岩公園という古いお酒を、ネットの世界という新しい革袋へ注いだ結果」と言えるでしょう。

当初は酷い藪状態ですぐ近くにあった遺構すら見落としてしまう状況でしたが、複数回行われた現地調査の過程で枯れ枝の除去や経路確定作業が進み、現在では殆どの遺構について経路の再現性が確立されています。もっとも当時造られた周遊園路の枝道は未だに不明瞭な状態で、一部は完全に失われています。
来年は今後の白岩公園のあるべき姿を模索することになるでしょう。

窒素線の撤去


窒素線とは宇部興産(株)が厚東川発電所から自社の窒素工場向けへ送電する専用送電線です。中電の設置する巨大な送電鉄塔と家庭用配電線の中間くらいの独特な鉄塔で、経路の殆どは接近が非常に困難な山間部を通っていました。今年7月に突然すべての送電線が除去され鉄塔の解体と現状復旧が随所で始まったことで運用停止を知りました。撤去の理由は中国電力への売電方針への転換により専用線が不要になったためのようです。厚東川発電所自体は現在も稼働しています。

窒素線の成り立ちは昭和24年と古く、70年近い自社送電の歴史に突然幕を下ろすこととなりました。これまでに鉄塔へ出会うたびに散発的な写真撮影は行ってきましたが、廃止により全線トレース計画は頓挫しました。現在は殆どの鉄塔地は元の痕跡も分からないほど丁寧に現状復旧され、いずれ索道も藪化し失われるものと思われます。超マイナーなネタですが、個人的には今年一年のうちで最もショッキングな出来事でした。

エムラの撤退


私的案件ですが、もしかすると市民にとっては一番知名度が高い大きな変化と言えるでしょう。
松山町一丁目交差点は国道490号の起点となり、常盤通り・松山通りが接続する宇部市の中心部とも言える場所です。エムラの跡地はマンションが建設進行中ですが、今なお松山町一丁目交差点を指す言葉としては「エムラの交差点」が一番広く使われているでしょう。この呼称も暫くは「エムラがあった交差点」に変わるものの、いずれは全く新しい言葉に置き換わると思います。

来年は宇部の街にダム水を運んできた厚東川1期工業用水路にある主要な構造物の一つ、厚東川水路橋が最後の現役活躍する年を迎えます。
既に水路橋撤去のための仮設道工事は少しずつ進んでおり、工事が始まれば現地へ接近できなくなることが予想されます。水路橋の左岸から持世寺までの区間とも合わせて少なくともあと一度は現地を訪れることになるでしょう。

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今年もクリスマス・コスチューム♪
小串通りと松島通りの交差点にあるオブジェは、毎年今の時期になるとクリスマスバージョンのコスチュームを纏うことが知られています。
午前中、中央町へ出向く用事があったのでまた撮影してきました。


その他の写真については以下の記事を参照してください。
派生記事: 市道小串通り線・松島町交差点のオブジェ
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求められれば何処でも突撃インタビュー
Facebookのページでは相変わらず日々1〜2枚の写真を掲載し市内ネタを撒き散らしています。先週の日曜日には白岩公園の第一回合同調査会を呼びかけ、私がナビゲートしました。この過程で新しい発見もありました。
いずれ記事化を予定しています

写真掲載を元に拡がる繋がりもあります。先日、松山通りの記事を掲載したときたまたま通りに面したある読者の建物が写り、その件でコメントが行き交いました。どうぞいらして下さいというお誘いを受けたので、一昨日のこと本当に押しかけてしまいました。

FBのページ上では看板制作関連の事務所とだけ伺っていたので、当初正確な場所が分かりませんでした。自転車でうろうろしているうちにこの場所だ!と確信し、突撃インタビュー敢行です。


訪問先は山陽図案社さん。もちろん今まで一度も訪れたことのないお店で、扉をガラッと開ける瞬間は本当にドキドキものでした。他方、まったく初めての家などを訪れるのは過去の家庭教師とか現在の仕事などで割と頻繁に経験していますから、それほど緊張はしませんでしたが…

「Facebookの宇部マニアックスです」とばかりに挨拶し…それで通じるんだろうかと思いきや、すぐに分かって頂けました。私が訪問するかも知れないことを見越して、周囲の方に話をなさっていらしたそうな。


お茶菓子をいただきつつ30分くらいお話をうかがいました。かつてあったエムラの横に尾中病院があり、そこに建てられていた大看板のお話が印象的でした。従業員の方が忙しそうに出入りなさっている間もどの方からもご挨拶を頂き、気持ちの良い会社でした。

FBは基本的に実際の面識ある友達同士が繋がる場ですが、ページを介すれば友達関係でない方からも共通の話題を通してコメントを頂けるメリットがあります。交友関係が極端に狭い自分でも、求められる情報を発信し、それを継続すれば少しずつですが輪が拡がっていくようです。

さて、今日(21日)は白岩公園の第一回合同調査会(平日版)の開催日です。お昼から再び白岩公園でナビゲート役を務めてまいります。次の自分自身のステップのためにも、今求められていることは可能な限り何でもこなそうと思っています。

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パネル展示写真に「新作」を追加しました。
「まちなかアート・フェスタ」の一環として新天町アーケード街に展開されている「おしえてあなたのとっておき!!」に15枚の写真を追加してきました。
何の写真が追加されたかは、現地で眺める愉しみを残しておくことにします。

既に掲載されていた写真も日焼けで赤茶色に変色していたので、後から提出されたものを除いてすべて再印刷されています。「ええね!」シールはそのままで、追加で貼れるように2ページ目の台紙を取り付けています。写真は昨日の昼渡されたので、宇部祭りの間で客足が途絶えたときに両面テープで貼り付けました。パネルに貼っただけでまだ地図の方に写真番号を記入していません。明日(5日)の午後、現地へ作業しに行きます。

いろんなジャンルを交えて無造作に選定しているようで、実は殆どの写真は常モノと瞬モノに限定しています。過去モノは明らかにそれと分かるもののみです。それと言うのも近々パネル展示向けの写真について再度取材を受けることになっているからです。「これは何処で観られるのですか?」と尋ねられた場合、常モノは問題なく説明できますし瞬モノは時期を選びますとは言えます。しかし過去モノは現地の情報を示したところで同じものを観ることはできません。それはそれで貴重な物件ですが、過去モノばかりで「どれも今はもう観られません」では、自分も観に行ってみようというモチベーションを起こす助けにはならないので。

まちなかアート・フェスタの会期は今月24日までです。既に残り1ヶ月を割っているのでもう写真の追加は予定していません。それよりもあっちのページで今まで投稿した記事のうち、特に評価の高かったものを冊子化したらどうだろう…とか思っています。Facebookでは過去の記事を見るのも精々2〜3編前までです。最近参加した人は、初期の記事はまず分からないし、更に言えばFacebookを利用していない、ネットさえも利用してない人にとっては紙媒体での提供もそれなりに需要があるかも知れないので。

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パネル展示写真に「新作」を追加します♪
「おしえてあなたのとっておき!!」として市内の写真を掲示して1ヶ月経ちます。直射日光の当たらないアーケード内とは言え大気に晒され続けて写真が色褪せてきました。また新作が次々と投入されているわけではないため、そろそろ通行人も見飽きた感があります。「ええね!」シールもあまり増えていない感じです。
それで祭りが始まるまでに追加の新作を投入することにしました。その背景は…

宇部祭りでは宇部マニアックスの母体「うべ地域SNS研究会」として出店します。研究会ではパネル展示だけでなく物品販売や実演即売も計画しています。数十もの登録団体が新天町アーケード街に出店し、うちを含めて電気を使う団体もあります。アーケード内の区画毎に定格ワット数上限があるので、枠内に収めなければなりません。出店位置割り当てを行う担当者も頭が痛いところでしょうが、このワット数調整の兼ね合いで、出店場所の移動を依頼されました。こうして以下の位置へ変更となりました。


同じアーケード街の中で若干東へ移ります。以前、派生記事としてお届けした「えびす通り」の入口横です。元々、その場所を割り当てられていた団体と入れ替わるので、祭りのときだけはアート・フェスタのパネルを研究会の出店位置まで連れて行きます。
パネルを移動するくらいなら、ついでにもっと新作を提出して枚数を増やした方が華やぎます。研究会としても祭りの一日だけ限定でパネル展示を行うよりは11月末まで会期のあるアート・フェスタとして掲示した方がより多くの通行人に観てもらえます。この旨を話したら、画像ファイルを提出すれば印刷していただけるということでした。元々、一般の方からの追加応募が予定されていたイベントなので、パネルにはまだ写真を貼るスペースがあります。会期が一ヶ月を割って応募する人はそれほど居ないでしょうから、私があと20枚程度増やすことにしました。

私が秘やかに、かつ静かに押し広げているニュー郷土史の流れが知名度を獲得し認知されていきつつあります。もう少しこの流れに勢いがついたなら、大胆不敵にも「テーマ踏査始祖」を名乗ってやろうかと…^^;

そうそう…
まちなかアート・フェスタの写真出展の件で宇部日報さんからの取材依頼で現地へ行ったとき、子どもたちがパネルを眺めていました。そのときに撮った一枚が絶妙に面白かったので、こちらでも紹介しておきます。
子どもA 「あっ!!これ見たことあるよー!」
子どもB 「オレ…こっちがいい。こっちにシール貼る。お前は?」
子どもC 「えっ?絶対こっちんがえぇーやろ?」

……………。

ネコ 「知らんがな(・∀・)」


このネコちゃんは♀で「あけみちゃん」という名前が付いているそうな…

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「まちなかアート・フェスタ」でパネル展示してます♪
「まちなかアート・フェスタ」が9月29日より11月24日まで開催されています。この中で市民参加型イベントとしてプログラム6番にうべ探コラボ企画「おしえてあなたのとっておき!!」が企画されています。
「まちなかアート・フェスタ|イベント」
http://www.city.ube.yamaguchi.jp/artfesta/event.html
上記サイトでは「キッズうべたん」で募集した写真を中心に展示しますとありますが、展示するほどの応募総数がなかったため一般参加まで枠を拡げて募集したいということでお声がかかり、私の撮った写真を30枚ほど提供しています。Facebookのあっちのページで公開したり、当サイトの公開記事中に含まれる写真も掲載されています。

これはまちなかアート・フェスタ前夜祭に合わせてパネルを設置した直後に撮った一枚です。


設置場所は新天町アーケード街の県道に近い側です。下の地図を観て頂いた方が分かりやすいかと…


パネルには宇部市の拡大地図が貼られ、両側に番号の振られた応募写真が掲示されています。写真の番号が概ね地図中に記載された番号の場所に一致します。
無理やり校区分けしたので場所の情報は必ずしも正確とは言い難いのはご容赦を…
上の写真ではまだ準備されていませんが、お気に入りの写真に「ええね!」シールを貼って頂けるように一番左側のパネルにシールを置いています。

まちなかアート・フェスタの前夜祭は28日の午後6時からなので、開催に合わせて当日の午後から地図書き込みやパネル設置、掲示のお手伝いをしてきました。
実を言うと、自分としては「こんな写真わざわざ観てシール貼る通行人なんて居るんかなー」ってな具合に思っていました。5月の子どもまつりで試験的にパネル展示したときは閑散としていて、まったくと言っていいほど足を留めて写真を眺める通行人が居なかったからです。ところが今回は様子が異なりました。

パネルを設営して写真を貼り始めている段階から通行人が足を留め、写真を眺めていきます。特に新天町アーケードにお店をお持ちの年配の方からの関心が高く、白岩公園について話が弾み、作業の手が酷く鈍足になっていました^^;

翌日、ちょっと気になって午後1時過ぎに偵察してきました。多いもので既に7枚のシールを獲得した作品がありました。そして同じ日の午後3時過ぎのこと…
「作品に『いいね!』シールを貼りたいけどシールがないよ」という問い合わせを複数回受けました。1シート48枚のシートを3セット置いていたのに全部がそれぞれの写真に貼り付けられていたようです。窓口となるうべネットワークさんが文房具店に同じシールを買い求めに走るも、在庫切れで奔走する一幕もありました。

10月入りすると、パネル展示は別の意味で「火が着いた」ようです。まちなかアート・フェスタの協賛を行っている宇部日報社さんよりうべネットワーク経由で「写真撮影を始めた動機なども含めて取材したいので現地へいらして欲しい」との要請を受け、この2日にお話ししてきました。当然ながら私が取材でお答えしたそのままの内容と住所・氏名・年齢、そして顔写真も新聞に掲載されました。後からある人に「実を言うと独身です!一緒に活動して下さる方を募集しています!」ってアピールしておけば良かったのにって言われました(←いや…それはちょっと…sweat

この11月に開催される宇部祭りでは私たちの研究会も出店します。その中で地元発掘部門(?)である宇部マニアックスは、5月と同様にパネル展示を考えていましたが、祭りと重複してまちなかアート・フェスタのパネルも掲示されるので、特に「ええね!」シールの多かった作品について追加の写真掲載を行おうと考えています。
研究会の出店場所はパネル展示の場所と同じです

火が着いて地元へ目を向けていただくのは嬉しいけど、鳴り物入りの一発ギャグで後が続かなければ萎んでしまいます。如何に飽きずに面白く持続できるかを企画するのは、単純にネタをちぎっては投げるのよりも遙かに困難な問題です。気取って言えば上げ潮を感じます。もし「時の運」があるとするなら、それは目の前でしょう。

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遺構・廃物関連のインデックスをどうしようか…
当サイトでは数多く存在する物件をカテゴリ分類し、インデックスを作成して管理しています。その区分の妥当性については、開設当初から悩んでいました。
例えば変電所と発電所を電気というカテゴリに入れたため、水力発電所は電気カテゴリに収録されます。しかし同じ場所にあるダムが利水カテゴリになり、発電用導水路が工業用水セクションに入るなど、複数カテゴリ・セクションを飛び回る事態になっています。この問題についてはQ&Aのページでも認めており、収録記事が増えているので不用意に触れなくなってしまった…というのが本当のところです。

それでも大方のカテゴリ・セクション分類は今では安定しており、一つの例外を除いて新たに踏査を行ったレポートは、ファイル名を与えられ既存の適正な位置に保存されています。その例外として、いくつかの記事を収録しながら今も整備が遅れているのが遺構・廃物セクションです。
このセクションを作った当時は、自分の中で両者の大まかな定義づけが頭にありました。遺構とは相応の規模を持った歴史的構造物である程度の知名度を持つもの、廃物とは昭和中期以降で知名度も歴知的価値も薄いが記録する価値を認めるものという塩梅です。しかし現状をみるに両者の分類がかなり曖昧です。建造物セクションと専用フォルダを作成したために、廃物件でも建造物や公園に収録されることが多くなっています。

このたび市道常盤小学校線の沿線に重要な遺構を見つけプレ踏査してきました。現地を特定し、概要の写真をざっと撮ってきたばかりで、藪に進攻できる時期が来れば綿密な踏査が予定されています。物件の重要性からすれば、これを市道の横話で済ませることはできず、総括記事を作成し初回・第二次踏査を行うでしょう。その過程で収録先を整備する必要を感じました。

遺構・廃物インデックスは当初、他のカテゴリに移動できる物件が多いので整理統合される予定でした。双方のインデックスを遺す必要性については考慮の余地があるものの、今回発見した物件のように建物セクションに入らない遺構もあり、人工景観のセクションとしては当面、残す方針で運用します。ただし、以前のように物件ごとにディレクトリを作成するとアップロードエラーを誘発するので、remainsディレクトリ配下に置きます。ファイル名は完全にユニークなものは物件名、同種のものが現れそうなものは地域名+物件名にします。今回の例ではtokiwa_brick.htmを総括とし、複数回踏査を行う都度、子番号を付けることにします。

まあ、ファイル名に悩んで記事が進まないってのも本末転倒なので、さっさと決めちまって書き始めようと思います。後から変更するのは面倒だけど、枝葉のことよりも読者も私も記事化を待っているので…^^;

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さて、そろそろ活動再開しますかな…
当サイトの活動舞台となっている宇部周辺地域では、数日前にあった2日連続のお湿りで季候が秋っぽくシフトしました。まだ暑いことに変わりはないものの、暑さが違います。以前は熱気が顔の回りにまとわりつくような暑さで、自転車に乗って風を受けても涼しいどころか息が詰まりそう…とても踏査どころじゃありませんでした。最近は日差しこそきついですが、風を受けると以前よりは快適です。相対的に気温が下がって快適になると、じゃあちょっと自転車で出かけてみようか…って気持ちにもなります。

一昨日の日曜日(25日)は午前中少し雨が残りましたが、午後からは大した雨は降らないという予報で常盤海岸方面に行ってきました。そして今日は午後から2時間程度かけて平原〜浜田〜岩鼻〜居能を回って既知の物件の写真を撮り直しました。まだ少々時間がかかりますが、いずれ以下のレポートを作成する予定です。

市道平原浜田線


市道浜田中山線。


それからまだどの市道に属するのか分からない(極端な話私有地かも知れない場所)居能付近のある場所で、文字が読み取れない明治41年の石碑を見つけました。一度に全部取り組もうとすると消化不良を起こすので一つずつ片付けていきます。書きかけ記事の優先順位を決めるのが難しい中、着実に記事化を進めていきます。

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2013/8/27に抹消
「宇部マニアックス」なのに何でダムの記事ばかり?
そうですね。申し訳ございませんm(__)m
理由をお答えすれば「年間スケジュールに則って運営しているから」です。

Q&Aのページにも書いているように、基本的にはどの物件も”行きたくなったときが踏査の最適日”です。何か琴線に触れる物件に接する都度踏査を行い記事を書くので、市内あちこちの物件が無作為に掲載されるようになります。しかしすべてを気分次第に委ねているのではなく、時期に応じた計画も立てています。この年間スケジュールは概ね次の通りです。

時期行動予定
1月〜4月中旬藪漕ぎを要する物件の踏査を最優先する。
4月下旬〜5月中旬山野部に向かう物件の踏査を優先する。
5月下旬〜梅雨入り前自転車で到達可能な物件を優先する。
梅雨明け〜7月中旬近場または車+歩行踏査の物件に限定。
7月中旬〜7月下旬森と湖に親しむ旬間」スケジュールに従う。
8月〜8月下旬踏査を行わない。踏査済み物件の記事制作に集中する。← イマココ!!
9月〜12月踏査再開。状況をみて山野入り再開。

端的に言って8月中旬の現在は踏査シーズンオフです。殊に今年は暑さが異常なので、仕事と買い物以外の無用な外出を避けています。普段は週2〜3回嗜んでいるインドア・スポーツも現在は完全に休んでいます。持久力や筋肉力が落ちるのは哀しいですが、それ以前に命が惜しいですsweat
昔とは季候が違うのですから、こんな暑い日が続く間はアジトに籠もってクーラーで涼むのが一番♪

踏査のベストシーズンは1月〜4月頃です。この時期がもっとも新規発見を伴う踏査が行われやすくなります。興味深い遺構は藪に包まれていることが多く、新緑が芽吹くまでの間は目視や接近が容易です。草木が伸び始めると蛇が出現し不快害虫も多くなるので、容易に歩ける場所を除いて山野に入ることが少なくなります。
我慢できる程度の気温なら、5月〜7月頃は自転車による道路レポートの好機です。写真映りを考慮し、快晴で青空が拡がるときに時間帯や場所もなるべく太陽を背にして走れる路線を選定します。6月の梅雨入り以降は天気が安定しないので踏査頻度は下がります。梅雨明け以降は暑さが本格化すれば、踏査は話題性のある物件に限定されます。特に今年は梅雨明けが早かった上に気温が異常に高いので、市内の物件を求めての撮影も外出のついで程度になります。

7月中旬から始まる「森と湖に親しむ旬間」では毎年ダム・発電所の見学に参加しています。市外に出ることが多い関係上、付随する見学会対象ではないダムや物件も含めて踏査することが一般的です。このときは例外的に暑くても我慢するし、必要となれば付随する藪漕ぎ物件にも取り組みます。
この過程で大量の写真や動画を撮影するので、成果を記事化する作業が必要になります。旬間は踏査シーズンオフなので、終わってからも暫くは見学会関連の記事が多くなります。夏休みが終われば再び地元ネタに目が向き、季候が好転すれば自転車での活動も再開されるでしょう。

このような季節的要因あって8月中旬の今はダム関連記事が目立っています。もうあと数本ほど掲載したい記事があるので今暫くお付き合いください。現在、阿武川ダム・発電所の本年度見学会記事を執筆中で予定としては水越ダムの特別見学会、菅野ダム・発電所、錦川第一発電所(中国電力所管)のうち少なくとも1本は書き上げたいと思っています。自分自身の記録用も兼ねているので、すべての記事の一般公開は保証できないことをご了承ください。

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2013/8/15に抹消
ファイル・ディレクトリ構造を最適化しています。
単一物件を複数回訪れたときの記事構成について、当該物件の総括記事を作成し、そこから個別踏査記事を呼び出す方式に変更しています。最近行った長門峡発電所佐々並川発電所が典型例で、これは白岩公園を複数回踏査し記事化したときの手法を踏襲しています。
上の例では、佐々並川発電所は電気カテゴリ配下に置いているのに対し、長門峡発電所は専用ディレクトリを作成しています。これは長門峡発電所の場合、発電所だけではなく榎谷取水場や生雲ダム注水口・取水口という離れた場所にある別の設備を含むからです。

完全に最適化されたファイル・ディレクトリを構成する方法はないと思いますが、踏査年月日をファイル名とした以前の方式は将来的に全廃します。このため、検出から洩れた無効リンクが発生するかも知れません。
その他の改定については外部ブログを参照ください。
「Yahoo!ブログ|最近実施した変更と今後の予定について」
http://blogs.yahoo.co.jp/sta_vanilla/66303089.html
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2013/7/30に抹消
フェイスブックに宇部マニアックスのページを作成しました。
試験的運用の積もりでしたが、読者の反応を観つつ継続することとなりました。

ホームページはレイアウト自在、物件ごとのカテゴライズ、写真掲載枚数にも制約がなく思う存分記事を書ける点で、諸々の記事を収録する方法として最適の手段と考えています。ただ一つ難点があり、私からの発信情報の一方通行で読者からの情報やレスポンスをいただく容易な手段がないことです。

この問題は早期から認識しており、いっときは掲示板を設置して埋め込み表示していました。しかし「ネット上に提出した自分の発信情報をいつでも修正・撤回できること」が今後の趨勢であり、従来タイプの掲示板などの殆どは対応できていません。
メールや掲示板よりも簡単かつ気軽に情報の双方向性を実現するツールとして、フェイスブック(FB)の機能を利用することとしました。
「FB|宇部マニアックス」 (ログインが必要です)
https://www.facebook.com/pages/%E5%AE%87%E9%83%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/489229187811226
なお、将来的に限定公開・責任公開属性の記事をFB経由で閲覧して頂く仕組みも検討しています。運用コストを念頭に置かなければならない状況になってきたので、参加者が充分に増えた段階で賛助会員やカンパ募集を考えています。もっともすべての記事閲覧を有償化する考えはまったくなく、FBの利用状況とは無関係に今まで読めていた殆どすべての記事は今後もそのまま無償でお読み頂けます。
但し一般公開に対して指摘事項が入っている記事は今後限定公開に移行する可能性があります
これ以前の履歴は保存しておりません。

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